バス広告の効果的な
選び方・使い方
バス広告の基礎知識
地域の中を縦横無尽に走行するバス。
バスを利用する人、交差点で立ち止まりバスを目にする人、バス停の横を行き交う人…
地域がある程度限定されるバス広告だからこそ、そこで生活を営む人々やそのエリアを訪れる人にセグメントしてのアプローチができます。
新規オープンの紹介、施設の認知度アップ、キャンペーンの案内、ナビゲーションのサポートなどをしたいとき、より効果的なバス広告とするために、その選び方や使い方が重要になっていきます。
「バス広告をどう効果的に展開するか?」
を考える3ステップ
多種多様なバス広告のなかで、どんなバス広告が自社に向いているかどうかは、以下の3ステップで考えると明確になります。
-
ステップ1
メインターゲットと
ねらいの明確化 -
ステップ2
プロモーション期間
(長期or短期)の検討 -
ステップ3
具体的な
バス広告メディアの選定
ステップ
1
メインターゲットと
その狙いの明確化
まずは「誰に、自社やサービスを知って欲しいのか?」という、あなたにとってのターゲットを具体的にします。
ターゲット例
- ・通院のためにバスを利用して移動する高齢者
- ・主に通勤で住宅街と駅を結ぶバスを利用する青壮年層
- ・買い物やお出かけで地域内をバスで移動するファミリー層
- ・幹線道路を走行するドライバーや通行する歩行者
- ・ショッピングやレジャーのために町を訪れた来街者 など
あなたにとって必要なターゲットに向けて、ターゲットがより集まりやすいバスのエリアや路線に絞って広告を掲出することをイメージします。
そして、「ターゲットに広告を見てもらった時、どうしてほしいか/どのようになってほしいか」という、広告のねらいを明確化していきます。
広告のねらい例
- ・現在困っているターゲットに、すぐに来店してほしい
- ・広告を見て、まずはwebサイトを検索してほしい
- ・〇日~〇日のイベントにターゲットと周囲の人が集まってほしい
- ・いつか必要になったときのためにおぼえておいてほしい
- ・広告を見て、身の回りに問題点があるかを考えてほしい
- ・話題にして周囲に広げてほしい など
ステップ
2
プロモーション期間
(長期or短期)の検討
<ステップ1>でターゲットとねらいを明確化することで今の段階で最適なのは長期的なプロモーションなのか、それとも短期的なプロモーションなのかを検討します。
長期的なバス広告プロモーションの代表例
- ・地域に住んでいる健康意識の高い人たちからの認知度アップ
- ・子供の中学校受験を検討しているお父さんお母さんに向けたPR
- ・築20年以上の戸建てに住む人に耐震リフォームの意識づけ
上記のような長期的なプロモーションに適した主な業種
医療/福祉/介護/ジム・フィットネスクラブ
飲食/各種商品小売業
学習塾/スクール/幼稚園/保育所
不動産取引業/不動産賃貸・管理業/住宅メーカー/リフォーム
専門・技術サービス事務所/保険業
スーパー銭湯・浴場/アミューズメント施設
その他サービス
短期的なバス広告プロモーションの代表例
- ・2週間~1カ月間行うセールの日程や場所を告知
- ・初詣やクリスマスなど季節の行事と絡めた認知度アップ
- ・オープンするショッピングセンターを多くの方へのPR
上記のような短期的なプロモーションに適した主な業種
スーパー/ショッピングセンター/百貨店
官公庁/寺社
飲食/各種商品小売業
学習塾/スクール/幼稚園/保育所
不動産取引業/不動産賃貸・管理業/住宅メーカー/リフォーム
専門・技術サービス事務所/保険業
ステップ
3
具体的なバス広告メディア
の選定
バス広告には車内広告や車外広告、停留所広告など様々な媒体があるため
伝えたい情報によって媒体をセレクトする必要があります。
<ステップ1>で明確にした、自社にとって必要なターゲットとそのねらい
<ステップ2>で検討した、長く繰り返し伝えていきたい情報なのか、短期的に集客をあげるための情報なのかを踏まえ、自社にとって活用できる広告は何かを賢く選びましょう。
POINT
ポイント
車内・車外・バス停と多種多様な媒体のあるバス広告だからこそ、フィットする媒体が必ずあります。
「今、誰に、何を、伝えたいか」を明確にし、賢く使い分けることがベストです。