ラッピングバス広告とは?
ラッピングバスとは、デザインを印刷したフィルムシールでバスの車体を覆う広告です。
インパクトの大きい広告なので、街中で目に留まりやすく認知獲得や周知に向いています。
ラッピングバス広告の費用
ラッピングバスの費用は、主に掲出料(広告枠の料金)・デザイン費・制作施工費に分けられます。
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掲出料
広告枠の料金。
バス会社や営業所によって異なる -
デザイン費
審査基準に則ったデザイン作成費 -
制作施工費
フィルムシール印刷費&
貼付・剥離作業費など
そのほかに、バス会社やバスの運行エリアによってはデザイン審査料や屋外広告物申請の申請料などがかかります。
これらの費用は掲出料や制作施工費に含まれている場合もあります。
審査や屋外広告物申請については以下のページでくわしく解説しています。
≪ラッピングバス広告費用の例≫
・国際興業バス西浦和営業所/掲載台数1台/掲載期間12ヶ月 の場合
掲出料:88万円
デザイン費:5万円
制作施工費:99万円 …計192万円
・都営バス品川営業所/掲載台数1台/掲載期間12ヶ月 の場合
掲出料:132万円
デザイン費:5万円
制作施工費:99万円 …計236万円
※価格は記事作成時のものです。実際と異なる場合があります。
ラッピングバス広告の種類
主に車体両側面と後面をラッピングするものが多く、バス会社によって車体側面のみや後面のみのものもあります。
ラッピングバス広告の効果
ラッピングバスとほかの広告の効果を比較した研究があります。
2010年に行われた日本大学生産工学部第43回学術講演会の「ラッピングバスにおける広告効果及び、ICカードを用いたセグメント広告」という発表では、京成津田沼~京成大久保間の広告の視認者数を計算し、効果を測定しています。
この表を見ると、ラッピングバスは駅貼りポスターの次に視認者数が多く、1万円あたりの視認者数は4種類の広告の中で最も多いことがわかります。
ラッピングバス広告の掲載(契約)期間は一般的に1年間から、耐用年数はフィルムシールの強度にもよりますが3~5年といわれています。
一度施工してその後デザインを変更しない場合、次の年からは掲出料のみの支払いとなるので、ラッピングバスはコストパフォーマンスの良い広告といえるでしょう。
実際に、一度出稿すると数年間続ける広告主も多いです。