ラッピングバスの施工に密着!
施工のようすを取材するために国際興業バス志村営業所にやってきました!
国際興業バスの車両がたくさん!大型の車両が並んでいる光景は迫力があります。
つぎつぎとバスが出入りしていて、入れ替わり立ち代わり給油や整備をしており、運転手さんや整備員さんの姿も見えます。
こちらの整備用車庫でラッピングの施工を行います。
関係者以外立ち入り禁止!
超貴重な施工のようすを写真たっぷりでお届けします!
ラッピングするデザイン
今回は、地元板橋区の不動産会社、荒井商事様のラッピングバスを施工していきます。
こちらがデザイン図面。青と黄色がメインの、目立ちやすく親しみやすいデザインです。
荒井商事様は板橋区で長くつづく不動産会社です。
今の社長のお父様の代にもラッピングバス広告を掲出していただきましたが、今回デザインを現在の審査基準やバス車両の型に合わせて修正し、ふたたび掲出する運びとなりました。
このたびの施工取材も快くOKしてくださいました!ありがとうございます。
施工開始!
施工準備
まずはバス車両にもともとついている看板の枠やライトのカバーなどのパーツを外し、布できれいにしていきます。
また、傷や塗装のはがれがないかもチェックしていきます。
バス車両は風雨に晒されるので、傷や塗装のはがれなどの瑕疵が施工よりも前についていたものかどうか判断できるようにするためです。
もともとの車体番号やロゴなど、上からラッピングのシートを貼る箇所は、テープで保護しておきます。
仮置き
ラッピングバス広告に使用するのはこちらのフィルムシート。
風雨にさらされても平気なよう強度を保ちつつも、剥離の際にのりが車体に残らないように、きれいにはがせるシートです。
図面に合わせて仮置きし、テープなどで留めていきます。
文字や模様の切れ目などをピッタリ合わせて、ずれが無いようにします。
貼り付け
仮置きしたシートの台紙をはがし、スクレーパーを使って車体に貼り付けていきます。
特に、文字や模様の切れ目部分はぴったりつながるよう細心の注意を払います。
その後、車体の切れ目やライト・反射板などのパーツ部分のシートを、数種類のカッターを駆使して取り除いていきます。
仕上げ
シートの継ぎ目や端、車体がカーブしている部分など、ヒートガンを当ててシートをあたため、空気を抜いて気泡が残らないようにします。
細かいところまでシートが密着しているか、パーツ部分の処理などで抜けがないかチェックしていきます。
最後に車両番号や業務掲示(乗客や後続車への注意事項を記したシール)を貼り、はずしていたパーツを取り付けて完成です!
完成!
見事に仕上がりました!
車両の凹凸やカーブ部分もきれいにシートが密着しています。シートの切れ目部分もピッタリ合っています。
作業報告用の写真を撮影して、2時間ほどですべての作業が完了しました。
インタビュー
今回施工を担当してくださった、株式会社ワイエムジーワンの職人さんたちにインタビューを行いました。
絵柄の切れ目部分をはじめ、すべての工程を集中して正確に作業しています。
気候によってラッピングシートの状態は変化します。暑いとフィルムが伸びすぎてしまい、寒いとのりがくっつかなかったり割れてしまうことがあります。
そのため、その日の気候に合わせて施工方法を工夫し、同じ仕上がりになるようにしています。
ラッピングバスは街を華やかに彩ることができる広告です。
ぜひ弊社にお任せください!